経営コンサルタント求む!
ワシ専属の経営コンサルタントになり、我が王国のGDPをV字回復させてくれ!


WANTED!

形態:会社員
年収400万円
5000万円
(中小コンサル会社アナリスト)
(大手コンサルパートナー)

経営コンサルタントとは
問題を抱えている企業からの依頼を受け、3ヶ月〜6ヶ月という限られた期間の中で、問題解決策の提案、実行補助まで行うコンサルタンティング企業(コンサルティングファームと呼ばれる)勤務の会社員。
コンサルタントは問題を抱える企業にチームを組んで出向き、依頼内容をこなした上で、多額の報酬を得る(コンサルタンティング企業は依頼してきた企業に1000万円〜8000万円のフィーを請求する)。
大手コンサルティング会社(マッキンゼーやボストンなど)への入社難易度は極めて高く、頭脳明晰、成績優秀な人間だけが多く集まっている。
よって、地頭のよい人間を、短期間だけ使いたいと思っている企業にコンサルタントは重宝される(企業から見ると、コンサルタントは大枚を払って雇う短期雇用知能労働者と言える)。
コンサルタントは1つのプロジェクトが終わったら、次のプロジェクトへと、次から次へこなす必要があり、想像以上に激務。
起業経験も企業経営経験もないサラリーマンコンサルタントが経験豊富な企業経営者に対して果たして、有効なアドバイスなどできるのか疑問を持たれるが、そこは、地頭の良さと、フレームワーク(問題解決のための思考の枠組み)を使い、依頼業務をこなす。
期限内に結果を出せた場合、そのコンサルタントは信頼を得、リピート発注されるが、うまくいかなかった場合は信用を失い、もう二度と声はかからなくなる(よって、コンサルタントは死に物狂いで働く)。
コンサルティング企業に入社すれば、誰でもコンサルタントにはなれる(一切の資格は不要)。
コンサルタント業界は完全なる実力主義の世界で、優秀なコンサルタントは軽く数千万円の年収を稼ぐが、成績を上げられない者は、いたたまれなくなり自ら会社を辞めていく(「UP OR OUT(昇進できない者は去れ)」という言葉がある)。


クール ホット 会社員 憧れ 転職可 高学歴 高収入 知的 激務

スタート!
経営コンサルタントになるには?
①準備
コンサルティングファームは大卒、大学院卒を採用する。
よって、まずは大学、大学院に入学する。
入社試験で求められるのは、論理的な思考力、深く哲学する力、英語力、経営感覚。
よって、在学中は、論理的思考、洞察力が養われる本を読むと同時に、過去問題を解いてみる(過去問題を解くこと自体が論理的思考力の養成につながる)。
また在学中に、リスクなく試せるインターネットビジネスでもよいので自らの事業を立ち上げ、経営体験をしてみる(この時の体験は面接時のウリになる)。

②「入社試験」受験 ドキドキ
面接官が現れた!
大方のコンサルティングファームの入社試験は以下のようなステップで進行する。
1)エントリーシート登録(書類選考でガンガン落とされる)。
2)筆記試験(全文英語で出題される会社もある。過去問題を解いて備える。9割がこの筆記試験で落とされる会社もある)。
3)1次面接(志望動機・将来の目標・学生時代に頑張ったことなどを質問される。学生時代の起業体験などはポイントが高くなる)
4)2次面接(ケース面接(思考実験的質問、ビジネスケース的質問))
5)ジョブ選考(ある企業の中長期経営戦略の立案が求められる)
経営コンサルタントになった!
経営コンサルタントの仕事って?
①問い合わせの電話
問い合わせの電話がやってきた!
問題を抱えた企業からのコンサルティングの問い合わせを受けて、はじめてコンサルタントの仕事は始まる。
先方からの電話が起点になることもあれば、こちらからコンサルティングの提案(営業)をし、その上で打診されることもある。

②面談 ドキドキ
社長が現れた!
問い合わせのあった企業に出向き、会社が置かれている状況、抱えている問題などについて、じっくり話を聞く。
同時に、コンサルティングを行う際の内容や進め方の大枠を説明する。

③コンサルティング企画書作成
面談を元に、コンサルティング企画書を作成する。
企画書には、解決する問題点(テーマ)、企画背景、目的、コンサルティングの流れ、費用などを記す。

▼▲つづき
人生の分かれ道
A.社内出世コース
次々とプロジェクトを成功させ、社内ランクを上げていき、社長まで上り詰める。

B.退社コース
関わったプロジェクトで成果を上げられず、「UP OR OUT(昇進できない者は去れ)」という言葉どおり、自ら会社を辞める。

C.起業コース
様々な社長と接するうちに、自分で会社を経営したくなり、会社を辞めて起業する(本当の意味での経営感覚が試される)



 

大前研一氏
誰の目にも明らかな問題点を羅列するのはダメコン(ダメなコンサルタント)の仕事で、そういうコンサルに限って問題点を逆読みしただけの策を提示してくる」
「データの表面をなぞった結果を報告するのが仕事と思っているガキコン(幼稚なコンサルタント)もいる。しかし、経営トップがコンサルタントに求めるのは「今日の降水確率は30%」というような気象予報ではない。膨大なデータから導き出してきたシャープな結論である。「傘を持っていきなさい」「傘は持っていかなくても大丈夫」という、問題を解決するために必要な具体的な提言だ」
「私が社長の立場なら、今すぐ辞めますね」とアドバイスすることもある。逆にそこまで言えるのは、常に相手の立場で考えているからだ」
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堀紘一氏
「私と取締役(当時)の入交昭一郎さんが呼び出され、次の3つのことを厳命されたんです。一つ目が「ヤマハを赤字会社に転落させろ」。二つ目が「子会社を最低1社、倒産させろ」。そして三つ目が「向こう10年間、間違ってもホンダの尻尾を踏みに来るようなことがないくらいに、相手の気持ちを萎えさせろ」
「クライアントのほとんどは、「これが我が社の問題だから、コンサルティングを頼みたい」と言ってくる。でも私が思うに、クライアント自身が問題だと考えていることの9割がたは間違っています
外資系のコンサルティング・ファームは、いわゆる「アップ・オア・アウト」の世界です。昇進するか、さもなくば辞めるか。その判断基準となる価値軸は、コンサルタントとして優秀かどうか、その一点だけです」
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南場智子氏
「プロフェッショナルファームで活躍できる人の特徴的な資質は 「ストレスに強い人」「寝なくていい人」でしょうか笑
「よくコンサルは人脈が出来ると言いますが、実は人脈を使って仕事をすることは出来ません。黒子に徹する必要があるので、他のクライアントとの関係を話すことは出来ないのです
「実際のビジネスではロジックよりも情熱が大事。それより非常に重要なのは、胆力です。恐い意思決定の連続なので、間違ってしまうかもしれない。自分だけでなく、仲間も路頭に迷わすことになるかもしれない、自分の物ではない出資者のお金を燃やしてしまうかもしれない…そうした状況の中で意思決定を毎日続けていくというキモの座り方は大事。こういった面をコンサルでは学ぶ機会がまったくありませんでした。なので、起業をするうえで、マッキンゼーでの経験で役に立ったことはあまりありません
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村人A   コンサル社員の離職率は・・・


村人B   コンサル社員は、そのスキルにより4段階にランク付けされ・・・


村人C   堀紘一氏は痛みの伴う大改革として、コンサルタントを頼んできた企業の社長に・・・


 

3C
ビジネス戦略を考える上で重要な顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの要素のこと。
4P
マーケティング戦略を考える上で重要な製品(Product)」、価格(Price)、販売チャネル(Place)、プロモーション(Promotion)のこと
7つのS
企業診断の際に役立つ4つのフレームワークのこと。 具体的にはStrategy(競争優位性を維持するための戦略)、Structure(組織の形態や構造)、Systems(人事評価システムなどの組織の仕組み)、Staff(経営者や社員の人的能力)、Skills(営業力、技術力、マーケティング力など)、Style(社風や組織文化といったスタイル)、Shared Values(共有している価値観)からなる。
アサイン
プロジェクトメンバーに選ぶこと(または選ばれること)。
エクイティ
返済義務のないお金のこと。具体的には株式、CB(転換社債)、WB(ワラント債)など株式関連の有価証券のことを指す。