将棋士求む!
将棋士になり、憎っくき人工知能を打ち負かしてくれ!


WANTED!

形態:フリー
年収400万円
1億円
(C2級棋士)
(羽生善治氏)

将棋士とは
将棋の対局を行う事により得られる報酬で生活している勝負師。
プロの将棋士になるには、日本将棋連盟の奨励会へ入会し、リーグ戦で勝ち残る必要がある。
日本国内には約500万人の将棋ファンがいるが、プロはたったの160人しかいない。
年収は対戦で勝つ事によって増え、今のところ羽生名人の1億円が最高額となっている。


クール エンタメ 憧れ 学歴無関係 定年無し 自由 知的 一攫千金

スタート!
将棋士になるには?
①「奨励会」の入会試験受験 ドキドキ
対戦相手が現れた!
プロ将棋士へ向けた第一歩は将棋のプロ育成機関「奨励会」の入会試験に合格するところから始まる。
試験の受験資格は、満19歳以下。
試験内容は一次試験(筆記試験、対局試験)と二次試験(対局試験と面接試験)に分かれている。
この試験に合格するにはアマチュア四段クラスの実力が必要と言われている。

②「奨励会」で勝ち抜く ドキドキ
対戦相手が現れた!
「奨励会」に入会した後は対戦を通して、順次、級位・段位を上げ、四段(プロ棋士)を目指す。
但し、26歳までに四段になれなかった場合は強制退会となる。
棋士になれるのは半年で2名。
プロになれなかった場合、将棋だけに人生をかけてきた26歳が、突然社会に放り出される。
将棋士になった!
将棋士の仕事って?
①大会の選択
将棋には主なタイトルとして以下の8つがある。
竜王戦・名人戦・叡王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦
また、一般戦として以下の7つがある。
朝日杯将棋オープン戦・銀河戦・NHK杯テレビ将棋トーナメント・将棋日本シリーズ JTプロ公式戦・新人王戦・上州YAMADAチャレンジ杯・加古川青流戦
まずは、どのタイトルに挑戦するかを決める。

②戦法研究
対戦前夜などに対戦相手の戦法を分析、研究し、対戦に備える。

③対局! ドキドキ
対局相手が現れた!
各対局には対局料が設定されている(例えば竜王戦の場合、決勝トーナメント1回戦で1局45万円〜190万円など)。 基本的に対局をこなせばこなすほど、強ければ強いほど、収入が増える。
大会で優勝すると、以下のタイトル料が入ってくる。
竜王戦(4320万円)
名人戦(2500万円)
叡王戦(2000万円)
棋聖戦(1000万円)
王位戦(750万円)
王座戦(500万円)
棋王戦(500万円)
王将戦(300万円)
朝日杯将棋オープン戦(750万円)
銀河戦(500万円)
NHK杯テレビ将棋トーナメント(500万円)
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(500万円)
新人王戦(330万円)

但し、当然、それぞれのタイトルで優勝できるのは一人だけであり、2位以下は、大した収入にならない。
人生の分かれ道
A.出世コース
タイトルを次々と制覇していき、最終的に全てを制覇する(現在のところ七冠達成は羽生名人だけ)

B.リタイアコース
対戦で勝てず、引退する。


 

藤井聡太氏
負けた後は誰にも話し掛けられないんだな、ということを知りました。連勝中はよく声を掛けていただきましたし、昨日勝った後も話し掛けていただきました。ただ、負けた後は……」
「十年後は24歳ですから、実力としてはピークにいるときだと思います。羽生先生も25歳で七冠を達成されていらっしゃいます。どれくらい強くなっているのか、どのような景色が見えているのか……強くならなきゃいけないと思います
「とにかく楽しんで将棋を指してほしいと思います。強くなるための方法論は確立されていないと思いますので、まずは楽しんでほしいです。将棋は圧倒的に自由なので、将棋の可能性を感じてほしいです」
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羽生善治氏
「道場には面倒をみてくれるお兄さんや同年代の子もたくさんいたので、楽しかったですね。勝負の厳しさ云々よりは、そのころはただ将棋を指すのが面白くて仕方なかった
「私は誰からも強制されずただ楽しい気持ちが出発点としてあったので長続きしたのかもしれません。それは非常に大切なことで、何か道を究めようと思ったとき、大変さ+αで楽しさや面白さがないと集中できなくなるんじゃないかなと思うんです」
環境ってすごく大事でたとえばプロになるときも「これくらいがんばらないといけないんだ」と、プロの棋士を間近に見ていれば分かります。それは大きな道しるべになってくれました」
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森内俊之氏
「とにかく将棋が楽しくて時間があれば将棋道場をめぐり、強い相手を見つけて指すのが喜びだった
「デパートで開かれた小学生大会で、ある少年と対戦。小柄で赤い野球帽をかぶっている。見かけたことはあったが指すのは初めて。「体も小さいし、自分の方が強いかな」。ところが予想に反して「力強い将棋で圧倒された」。勝ったが「すごい子がいるな」と印象に残った。同い年の羽生善治だった
「ジャンケンで負けた人が会計を持つ。みな勝負師の卵だから血が騒ぐ。それぞれのジャンケンの癖を読み取り、ほぼ負けなかった
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村人A   将棋士の収入は元をたどれば・・・・・・


村人B   最強棋士、羽生善治名人は・・・


村人C   将棋の駒にはそれぞれ・・・


 

悪手
局面を悪くしてしまう指し手のこと。
後で効果がじわじわと出てくるような駒の配置のこと。
遊び駒
攻めにも受けにも役に立っていない駒のこと。
暴れる
形勢が悪い時、無理やりにでも攻めを仕掛けること。
妖しい
狙いが明快でなく、相手を考えさせる手のこと。