ツアーコンダクター求む!
ツアーコンダクターになり、旅行を楽しくしてくれ!


WANTED!

形態:派遣
年収170万円
280万円
新人
ベテラン

ツアーコンダクターとは
旅行会社が企画したパッケージツアーに同行し、ツアー客が楽しく安全に旅行できるように、事前に交通機関や各種施設との調整を行い、ツアー中はスケジュール通りに客を誘導、案内、説明を行い、トラブルが起こった時はその対処にあたる旅行案内人。
お金をもらいながら世界各地を巡れるという意味では魅力的な職業(年間300日海外というツアコンも多い)。
一方、ツアー客からは「食事がまずい」「天気が悪い」「花が咲いていない」など、自分に責任のない苦情も一手に受ける事になり、旅行気分で楽しめるといったことはない。
ツアコンになるにはツアコン派遣会社に登録した上で「旅程管理主任者」の資格を取得する必要がある(以前は旅行会社の社員が添乗員として働いていたが、今は、そのほとんどが派遣会社に登録している添乗員が多数となっている)。
格安ツアーのしわ寄せは、ツアコンの給料にくる為、年収はかなり低い。派遣添乗員の場合、給料は日当支払いとなる為(仕事の入らない日は収入ゼロ)、多い月でも30万円、少ない月だと3万円ぐらいまで落ちる。
ちなみに日当の相場は国内添乗で平均9000円、海外搭乗では1200円。
また拘束時間も長い為、離職率が高くなっている。
尚、ツアー客からの評価が高いと、旅行会社から指名で仕事が入るようになり、収入が増え、仕事を選べるようになる。
ツアーコンダクターは添乗員、ツアコンとも呼ばれる。


年齢不問 激務

スタート!
ツアーコンダクターになるには?
①高校卒業
添乗員派遣会社の多くは高卒以上の学歴を応募資格としている。

②派遣会社チェック
ツアコン派遣会社のホームページをじっくりチェックし、どの会社に登録したいかを決める。
ツアコン派遣会社には旅行会社の子会社(インハウス系)と独立系に分かれる。
インハウス系は親会社のツアーだけを扱うので、仕様やツアー終了後の清算方式がどれも同じ為、仕事が比較的楽。独立系は複数の旅行会社のツアーを扱う為、業務が複雑になる傾向がある。
尚、インハウス系としては

●J&Jヒューマンソリューションズ(JTBの子会社)
●JATS(日本旅行の子会社)
●ツーリストエキスパーツ(近畿日本ツーリストの子会社)
●阪急トラベルサポート(阪急交通社の子会社)

がある。
独立系としては

●旅行綜研
●フォーラムジャパン
●エコールインターナショナル
●マンデラ
●アルファ
●TAS
●ニーズユアーズ
●ホライズンインターナショナル
●TEI

などがある。

③派遣会社決定
派遣会社のホームページに記されてある日当(国内ツアー○円、海外ツアー○円)や時給、福利厚生(雇用保険、社会保険など)の充実度、会社の規模(売上高、取引社の数)などを比較し、登録する会社を決定する。

▼▲つづき
ツアーコンダクターになった!
ツアーコンダクターの仕事って?
①仕事の受注
電話が現れた!
ツアコン派遣会社から仕事の依頼が入るところから仕事は始まる(逆に仕事の依頼がない限り、仕事は発生しない)。ツアコンの希望で仕事は選べず、来た仕事を受けるしかない(仕事の依頼を複数回断ると、仕事の依頼が入りづらくなる)。また、ツアー客からのアンケート結果がよい場合は、引っ張りだこになるが、結果が悪い場合、仕事が入りづらくなる。

②現地情報入手
ツアー客に現地情報を伝える為に、ツアー出発前、事前に現地の歴史や文化、風習、食事事情などを調べておく。
また、観光コースに含まれている名所などは特に詳しく調べておく。

③最終確認
「最終旅程表」を元に、スケジュール通り問題なく日程をこなせるか?宿泊先ホテルの設備はどうなっているか?出発当時の作業手順確認はどうか?バウチャーとチケットは受け取ったか?ツアーファンド(現地でチップなどに使用する為に旅行会社から預かる預り金(現地通貨)ツアー終了後に精算)は受け取ったか?ツアー客名簿は入手しているか?宿泊先部屋割りストは入手したか?連絡先リスト(主催会社、宿泊先ホテル、保険会社などの電話番号)は入手したか?出入国カードは入手できているか?荷物に付けるネームタグは準備できているか?などを最終確認する。

④ツアー客に電話
出発前にツアー客、一人一人に電話をし、挨拶をした上で、集合場所や必須携帯品の確認を行う。また、質問があればそれに答え、参加者を安心させる。

▼▲つづき
人生の分かれ道
A.人気ツアコンコース
添乗日数を増やし、客からよいアンケート結果を多数もらい、旅行会社から指名されるようになり(こうなると、どんどん日当が高くなる)、最終的には派遣の枠を超え、旅行会社から直接仕事をもらえるようになり、どんどん収入を増やしていく。

B.可もなく不可もなくコース
客からのアンケート結果が可もなく不可もなくの内容で、日当も上がらず、惰性でツアコンをつづける。

C.不可コース
客からのアンケート結果が苦情でうまり、仕事がこなくなり、ツアコン終了となる。

D.リタイアコース
過酷な長時間労働に比べ給与が少ない為、ツアコンの仕事から足を洗う。


 

中田啓司氏
「訪れた国は143ヶ国。添乗業務の魅力は、1回ごとに完結する仕事であること
「添乗中はできるだけ早く自分のことをわかってもらえるよう、細かく自己紹介をしています。団体の中に「和」を作ることを心がけており、食事中には皆が参加できる共通の話題を選ぶなど、工夫しながらコミュニケーションをとっています」
「黙ってお客様の意見を伺って、お客様が落ち着いて「まあ、君に言っても仕方がないが」と言い始めてから、初めてこちらからお話しました。お客様自身のいろいろな気持ちを一度しっかりと受け止めてからお話すると、納得する方が多いです
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旅行綜研女子社員
「渡航国数は40カ国以上、私の場合はヨーロッパと南米が多いです。国内添乗から経験し、2年目からは国内と海外添乗の両方を行い、それ以降は海外添乗を数年間、月2回程度で継続中です
仕事と仕事の間が4〜7日程度で海外添乗しています。繁忙期は中3日程度ででることもあります。中3日ということは、国内でのツアーの精算・報告と次回の打ち合わせ・準備を入れると、実際のところ休みはないという日にち感覚です」
「なって初めて知ったことですが、準備が大変な仕事ですね。事前の調べごと、歴史、通貨、現地事情など渡航先の情報を一から調べる、ガイドブックを買って旅行者と同じ目線で調べます。その後、プロとして必要な情報を社内情報、ネット、書籍、などを活用して入手、プロとして情報武装します」
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小竹智洋氏
「旅が好きというよりは、人が好きで始めたという方が近い気がします
「初めての添乗でお客様から拍手を頂いた日の事は涙が出そうになる位嬉しかったことを、今でもよく覚えています
「添乗を続けていると、やはりいろいろなトラブルもありますし、落ち込むこともあります
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村人A   現地が初めてのツアコンが・・・


村人B   ツアコンが一番恐いのは・・・


村人C   スリで一番狙われるのは・・・


 

アイテナリー
旅行ツアーの日程表のこと。
アイルシート
飛行機などの通路側の席のこと。窓際はウィンドウシート。
アサイン
どのツアーの仕事が入っているのかなど、添乗員の仕事の割り当てのこと。いつ、
ESG
English Speaking Guideの略。英語を話すガイドのこと。
入り込み
ツアー客をホテルやレストランに連れていくこと。