ファッションデザイナー求む!
見た瞬間、国民がトキメく王様衣装をデザインしてくれる
ファッションデザイナー募集!


WANTED!

形態:会社員・フリー・経営者
年収300万円
2億円
(企業内デザイナー)
(カリスマデザイナー芦田淳氏)

ファッションデザイナーとは
自分のセンスで服や靴、バッグなどのデザインを手がけるクリエイター。
ファッションデザイナーは「オートクチュールデザイナー」と「企業内デザイナー」に大きく分けることができる。
オートクチュール(高級注文服)デザイナーは、自分のブランドを持ち、金持ち相手に1着1着、オーダーメイドで服をデザインするクリエイター。
一方、企業内デザイナーはアパレル企業に勤め、プレタポルテ(高級既製服)や、一般消費者相手に大量生産できる普及品をチームでデザインしていくクリエイター。
世界的に通用する日本のファッションデザイナーは芦田淳、コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、森英恵、三宅一生、山本寛斎、山本耀司、川久保玲など数名しかいない。その他大勢は企業内デザイナー。
主な仕事内容は、イメージした服のデザイン画を描き、布を切り、服を縫う事。
ファッションデザイナーになる為の資格はなく、服飾系専門学校などに通った後、アパレルメーカーに就職するのが一般的になっている。
年収は企業内雇われデザイナーの場合300万円程度、独立して自らブランドを立ち上げ、成功すれば億に手が届く(但し、ほんの一握り)。

冒険仲間:パタンナー・テキスタイルデザイナー・マーチャンダイザー


創造的 憧れ 学歴無関係 年齢不問 定年無し

スタート!
ファッションデザイナーになるには?
①知識と技術をに身につける
学校が現れた!
ファッションデザイナーになるには当然、その為の知識と技術を身につける必要がある。
服飾系の専門学校で学ぶのが一般的だが、それ以外にも、以下のようなルートがある。

A.専門学校ルート
服飾系の専門学校でファッションデザイナーの知識と技術を身につける。ファッションデザイナーの多くは、このルートを選択している。

B.大学・短大ルート
生活科学系学部・学科(被服、服飾学科)でファッションデザイナーの知識と技術を身につける。ただし、大卒、短大卒、という学歴はファッションデザイナーになるにあたっては何の役に立たない。

C.弟子入りルート
憧れているカリスマファッションデザナーがいる場合は、直談判して弟子入りさせてもらい、ファッションデザイナーとしての知識と技術を実践を通して学ぶ。但し、受け付けてくれる確率は高くはない。また、もし弟子入りさせてくれたとしても、無給になることもある。

②就職
A.アパレルメーカーコース
自社ブランドを持っているアパレルメーカーにデザイナーとして入社し、最初はアシスタントとして修行しながら技術を高めていく。このコースが一般的。尚、自社ブランドを持っていないアパレルメーカーに就職すると、単なる請負作業になり、あまり大した経験が積めないので注意。

B.デザイン事務所コース
三宅デザイン事務所などの有名デザイン事務所に就職し、まずはアシスタントとして経験を積み、実力が認められれば契約社員や正社員に格上げされる。

ファッションデザイナーになった!
ファッションデザイナーの仕事って?
①コンセプトを決める
どんな人(性別、年代)を対象に、どんなシーンで着る服を作ればウケそうかを考える。
時代の流れを頭に入れ、形や素材をイメージする。

②デザイン画作成
スタイル画が現れた!
コンセプトが固まったら、それを元にしてデザイン画(服を作る上での大元となるイラスト)を以下のような手順で作成する。
ここがファッションデザイナー の最大の腕の見せ所であり、このデザイン画をとおして、色や素材、パーツ、縫い方など、ディテールがイメージできるように描き上げる。

1)服を着せていない状態の正面向きの人体を描く(鉛筆で下書き)
2)人体にラフに服を着せていき、全体のシルエットを決めていく(鉛筆で下書き)
3)衿、ボタン、ポケット、袖つけ線、縫い目線などを入れ、細部まで書き込んでいく(鉛筆で下書き)
4)下書きが完成したら、耐水性の黒のデザインペンで鉛筆の線をなぞってアウトラインを仕上げていく。描き終えたら、下書きの鉛筆の線を消しゴムで消す
5)アウトラインが完成したら、その上から水彩絵の具で色をつけていく。
6)立体感を出す為に水彩絵の具で陰影をつけていく。
7)水彩絵の具での彩色が終わったら、仕上げとして色鉛筆を使い、顔や細かい柄を描き込んで仕上げる。
8)仕上げたイラストの右側に、人体に服を着せていない状態のバックスタイル(後ろから見た服)のイラストを黒のデザインペンで描き、デザイン画を仕上げる。



③パターン(型紙)メイキング
パタンナーが現れた!
デザイン画が完成したら、それを元にして服のパターン(型紙)を作成していく。この作業はパタンナーに指示を出して行う(ファッションデザイナー自身が行うこともある)。

▼▲つづき
人生の分かれ道
A.アパレルメーカー出世コース
社内で実績を積み、実力が認められ、チーフデザイナーとして仕事をこなす。

B.フリーのファッションデザイナーコース
実力を付けた上で、フリーのファッションデザイナーとして独立。様々なアパレルブランドから仕事を受注し、仕事をこなす(1回ごとにアパレルブランドと契約)やり方と、特定のアパレルブランドの専属デザイナーとして仕事をこなすやり方がある。

C.カリスマデザイナーコース
独立して、オリジナルブランドを立ち上げ、世界的なファッションデザイナーに成り上がる。



 

山本耀司氏
「若いころ、仕事を始めたころ、女性たちは皆、お人形のような服を着ていました。それは男性から見て魅力的あるいはセクシーに映っていたと思われる服でした。でも僕はそれが大嫌いでした。ですから、僕は女性向けのマニッシュなスタイルの服を作り始めたんです」
僕はファッション業界の本流で仕事をするつもりはまったくありませんでした
「ファッションをやるということは、互いに密接にくっついているアートとビジネスを扱うということなんです
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高田賢三氏
「「ファッッションをやりたい」「パリに行きたい」そういう思いがはっきりしていました。若いし、何をやっても怖くありませんでした。そして24歳の終わり頃にパリに行きました
コレクションを作るというのはやっぱりお金が必要です
「僕自身も黒は好きだし、アンバランスな洋服も結構やっていましたけど、あそこまでやるのはすごいなと。でも、自分のアイデンティティというのは貫きたいし、葛藤がありました
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川久保玲氏
「一般の人には高くて買えない服でも、新しい動きなり気持ちがみんなに伝わっていくことが大切です。作り手が世界を相手に一生懸命に頑張って発表し、それを誰かが着たり見たりすることで何かを感じて、その輪が広がっていけばいい。新しいというだけでウキウキして、そこから出発できる。ファッションとはそういうものです
「作り手の側も1番を目指さないとダメ。『2番じゃダメですか』と言い放った政治家がいました。けれども、結果は1番じゃなくても、少なくともその気持ちで臨まなければ。1番を目指すから世界のトップクラスにいることができる
本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたものなのです。最近はグループのタレントが多くなって、みんな同じような服を着て、歌って踊っています。私には不思議です」
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村人A   ファッションショーで披露される奇妙奇天烈な服は・・・


村人B   ZARAやH&Mなどのファストファッションが大成功した大きな要因の一つは・・・


村人C   高級ブランドが会社経営上、重視するのは服ではなく・・・


 

アイビー
アメリカ東部の伝統あるアイビーリーグ校(例:ハーバード)の学生たちが好んだ服装にモチーフを得たファッションのこと。
インディゴ
藍のこと。
インディーズ
大量生産ではなく、フリーのデザイナーが作ったファッションのこと。
梅春
冬明けから春の到来までの期間のこと。「うめはる」と読む。
オーキッド
蘭のような明るい紫色のこと。