④エントリー
派遣会社のホームページからエントリーする。すると、説明会と面接の案内が届く。

⑤説明会・面接
面接官が現れた！
ツアコンの仕事内容の説明後、面接がある。後日、選考結果の連絡が来る。

⑥登録
選考を通過したら、派遣登録となる。しかし、登録してすぐにツアコンとしての仕事を始められるわけではない。

⑦「旅程管理基礎研修」受講
講師が現れた！
ツアコンとは？、ツアコンの仕事や役割、添乗サービスの基本、添乗業務の流れ、など、ツアコンになる為の基礎知識を学ぶ。これは自宅でのeラーニングでも学ぶことができる。

⑧「国内添乗員向け旅程管理研修」受講
国内旅行の添乗業務に必要な「国内旅程管理主任者」研修(法令約款や国内添乗実務が学べる2日間の研修)を受ける。内容は旅行業法、旅程管理業務の責任と役割、旅行開始から終了までの実務に関する知識、旅行に関する保険手続きや安全対策、事故の対応に関する知識など。
研修の最後にはテストがあり、不合格となった場合は再受講が必要。

⑨「国内ツアー」実務体験
「国内旅程管理主任者」の資格取得に必要な、実際の国内ツアー（日帰りツアーと宿泊ツアー）に、ツアコンの先輩の補助として同行し、実務の流れ（事前打ち合わせから、添乗業務、終了後の各種精算業務まで）を体験する。

⑩「国内旅程管理主任者資格」取得
「国内旅程管理研修」と「国内ツアー」実務体験を経て、「国内旅程管理主任者資格」取得者となり、国内添乗員デビューが可能となる。海外旅行のツアコンになりたい場合は、「総合旅程管理主任者」の研修を受ける。

⑪「海外添乗員向け旅程管理研修」受講
海外ツアーの添乗に必要な業務知識と語学知識を学ぶ(海外添乗実務と添乗英語を合わせて学べる3日間の研修)。研修の最後にはテストがあり、不合格となった場合は再受講が必要。

⑫「海外ツアーの実務」を経験
研修後、「総合旅程管理主任者」の資格取得に必要な、実際の海外ツアーに、ツアコンの先輩の補助として同行し、実務の流れ（事前打ち合わせ、空港での受付、チェックイン、出国手続き、目的地の空港からホテルへのチェックイン、市内観光、帰国・精算までの海外添乗）を体験する。



⑬「海外旅程管理主任者」資格取得
研修と実務体験終了後、「海外旅程管理主任者」の資格が取得でき、海外添乗員デビューが可能となる。

⑤出発地空港
ツアー客が現れた！
集合時間の1時間以上前に空港に到着し、ツアー客の航空券を搭乗券に変え、ツアー専用のチェックインカウンターを設置し、ツアー客を待つ。ツアー客が来たら、パスポートやビザを確認し、預かり荷物に航空会社のネームタグを付け、航空会社のスタッフに荷物を預ける。その後、待合室などで説明会を開き、ツアー客に出国手続きの手順やツアーの注意点などを説明する。

⑥旅客機に搭乗
旅客機が現れた！
搭乗が開始されたら、ツアー客を搭乗機へ誘導し、機内に入ったら、座席割り当て表と照らし合わせながら、全員が搭乗しているかチェックする。また、その時、参加者の名前と顔を覚える。

⑦目的地空港到
目的地の空港に到着したら、ツアー客を機外へ誘導する。機外で全員が揃っている事を確認し、入国手続き、税関手続きに誘導する。その後、ホテルまでのバスに誘導する。

⑧ホテル到着
ホテルに到着したら、ツアー客をホテルに待機させ、その間、ツアー客のチェックイン作業をまとめて行う。全室の鍵をもらい、それをツアー客に渡す。同時に連絡事項、注意事項を伝える。また、トラブル発生時に備え、自分の部屋番号を伝えておく。

⑨観光
観光出発前に、現地ガイドと観光手順、食事の時刻と場所、ショッピングの時間と場所などを打ち合わせる。観光中は、現地ガイドの補足説明を行ったり、ガイドが英語のみの場合は、その要点を通訳してツアー客に伝える。ツアー客からは随時、要望を寄せられるので、それに応える。

⑩帰国
帰国日の朝、航空会社に連絡し、飛行機の遅延はないか確認し、リコンファーム（予約の再確認）を行う。
ホテルのロビーにツアー客が全員集まっているのを確認し、荷物の確認をしてもらう。
帰国便の機内では、税関申請書の記入方法を説明する。
そして最後に、ツアー客にお別れの挨拶をする。

⑪帰国後の事務処理
帰国後、派遣会社に無事帰国できたことを報告する。その後、ツアーファンド（預かり金）の清算とツアーレポート（反省点、現地の最新情報などを記載）を作成、提出して、一仕事を終える。そして、また次のツアーに備える。