通訳求む!
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同時通訳者、多数募集!


WANTED!

形態:フリー・会社員
年収300万円
1200万円
(新人通訳)
(人気ベテラン通訳)

通訳とは
会議や商談などの現場で、ある言語の話し言葉から他の言語の話し言葉へ逐次(または同時に)音声で訳す多言語使い。
普通に生きていたのでは遭遇できない場面(例:大企業のトップ同士の商談や首脳会談など)に数多く遭遇できるのが通訳の魅力。
通訳には逐次通訳(話者が一呼吸おく区切りで随時訳していく)と同時通訳(話者とほぼ同時にリアルタイムで訳していく)とがある。
通訳が必要とされる場面は多く「会議」「商談」「放送」「インタビュー」「研修」「講演」「記者会見」「ガイド」「付き添い」「ナレーション」などがある。
通訳になる為に必要な資格や学歴はなく、完全なる実力の世界となっている。
通訳になるには語学力だけではく(語学力は最低限の大前提)、その言語が使用されている国の文化背景や常識、ユーモアなど、広範な知識と高度なスキルを身につける必要がある。
スキルを身につけた後、通訳エージェントに登録すると、仕事を斡旋してもらえるようになる。
また、通訳が必要とされている会社の正社員として働くこともできる。
収入はフリーの場合、かけだしで1日2万円前後、経験回数を増やし実力が認められると1日6万円を超えることも可能な世界(しかも男女差なし)。


クール 憧れ 高収入 知的

スタート!
通訳になるには?
①言語を決める
まずは、どの言語の通訳になりたいかを決める。
ちなみに、需要のある言語のトップはやはり英語で、全体需要の80%を占めている。
スペイン語、アラビア語、ポルトガル語などは、通訳の相場が英語よりも高くはなるが、それでも仕事の数は英語に比べ非常に少ない。

②得意分野を定める
通訳が必要とされる分野には偏りがある。
需要があるのは、IT(情報通信)、技術一般、医療、医薬品関連、スポーツ、芸能など。
需要をにらみながら、自分はどの分野で活躍したいかを見定め、その分野の本を多く読み(その分野の状況だけではなく、単語力、表現力も身につく)、最新情報を常に仕入れ、自分の強みにしていく。

③語学力を身につける
ネイティブが現れた!
通訳をやるにあたっての基礎である語学力を身につける。

A.ネット学習ルート
今の時代、インターネットを使えば、タダで、いくらでも語学力を身につけることができる。
英語力をつけたい場合、英語字幕付の映画やドラマ(勿論日本語吹き替えではないもの)を見ながら(ネットでいくらでも閲覧可能)、シャドーイング(セリフを逐次、後から追いかけて同じように発音する)をする。これにより、英語の発音に自然になれ、口の筋肉も鍛えることができる。また、分からない単語やフレーズが出てきたら、スマホの翻訳アプリで調べる。
さらにはお互いの母国語を教えあう言語交換サイトで会話の相手を見つけ、スカイプなどで会話力を鍛える。

B.友達ルート
外国人の友達(又は恋人)を作れば、必然的に語学力を上げる事ができる。外国人の友達はネットでいくらでも見つける事ができるし、その気になれば外で声をかけて作る事もできる。例えば「3年で同時通訳者になれた42のルール」の著者、小熊弥生さんは地下鉄に乗っていた外国人の若い男女に突然声をかけ「私に英語を教えてください。私はあなた方に日本語を教えますので」と掛け合い、友達にして英語力をつけた(その後、4人の外人と共同生活まではじめ腕を磨いた)。

C.留学ルート
金銭的余裕がある場合、一番手取り早いのは、1日24時間その言語に浸れ、その国の文化や現状も体感できる留学。

D.大学ルート
大学の外国語学部や外国語大学で語学を学ぶ。

▼▲つづき
通訳になった!
通訳の仕事って?
①仕事の受注
仕事の依頼が現れた!
登録している通訳エージェントから依頼が入るところから仕事が始まる。
仕事の日時、場所、先方の情報、通訳の形態を元に仕事を受けるかどうかを決める。
受注することを決めたら、先方の資料をもらう。

②資料読み込み
資料が現れた!
先方から提供された資料を事前にじっくり読み込む。必要に応じて資料のジャンルに関する本を読み、そのジャンルに関する知識、用語を頭に入れる。
この事前準備で、当日の通訳の出来不出来が決まる。

③現場へ
遅刻すると報酬を減額されることもあるので、余裕を持って指定時間の30分前には到着するように家を出る。尚、バッグにはチョコレートを入れておく(通訳はとてもスタミナを消費する。スタミナが切れないようにチョコをバッグに忍ばせておく)。

▼▲つづき
人生の分かれ道
A.出世コース
通訳経験を増やし、Bクラス(5年以上の経験。専門性が高くない同時通訳対応可) > Aクラス(10年以上の経験。国際会議での通訳、各種シンポジウム、政府間協議の通訳に対応可) > Sクラス(特定の分野での経験が豊富な通訳者) とクラスを上げていき、指名で仕事が入る引っ張りだこの通訳者になる。年収は1千万円を超える。

B.普通の通訳者コース
可もなく不可もなくの普通の通訳者として仕事をこなしていく。

C.転身コース
仕事の大変さに疲れ果て、マイペースで仕事ができる翻訳などの仕事に切り替える。


 

寳閣綾子氏
「言葉の壁があると意思の疎通ができませんが、通訳を介して話し合うことで、心が通じ合う瞬間を目の当たりにできることが仕事の魅力です」
「私が大切にしているのは、『聞き手がストレスなく分かるように訳し出す』『話す人の心を伝える』『最後まで諦めない』です。『聞き手がストレスなく分かるように訳し出す』
ちょっとしたイントネーションが違うだけでも伝わり方は違う
▶︎詳しく読む

小熊弥生氏
通訳の仕事は資料や単語集を作るところから始まるので、本来、交代は許されないのです」
「19歳の小熊は突拍子もない行動に出る。地下鉄に乗っていた外国人の若い男女に突然声をかけたのだ。「私に英語を教えてください。私はあなた方に日本語を教えますので」。東京の地下鉄東西線の東陽町か南砂町の駅だったと記憶している。外国人は突然の問いかけにもフレンドリーに答えた。「これからパーティに行くので、一緒においでよ」。小熊は当時住んでいた西葛西では下車せず、その2人と一緒に南行徳駅まで行き、飛び入りでホームパーティに出席した。会場では英語が飛び交い、日本人も英語がペラペラだ。当時英語が話せなかった小熊にとっては「すごい世界があるものだ」とひたすら感心した」
『学歴がなくても、こつこつ努力すれば、女性がひとりでも年収2000万円まで稼げる可能性がある職業です』と本に書いてあったのです。これだったら私でもできる、これしかないと思いました」
▶︎詳しく読む

中村裕子氏
アポロ11号の月面着陸をテレビで見た時に、初めて同時通訳者という職業があることを知りました
政治や経済などの通訳は微妙なニュアンス、感情など目に見えないことを伝える場面が多く、バイリンガルではない私には難しいものでした。私にはモノを介した通訳、論理を伝える仕事、具体的には科学技術の通訳のほうが向いていると感じました。ちょうど、日米半導体問題などが話題となっており、科学技術分野でも通訳の需要が増えてきていました。文系出身ですが、事前にしっかりと資料を読んで準備し経験を積んでいくと、文系でも科学技術などの会議で、今この瞬間に何が話されているのかを通訳することができるようになります」
翻訳と違い、通訳という仕事は結果がすぐわかります。お客様が喜んでくれたか、満足したかは、その場でわかります。お客様からの「今日は良かったね。ありがとう。また、今度頼むね」という一言は何にも代えられないものです。小さな小さな達成感と感動を毎回味わえることがこの仕事の醍醐味です」
▶︎詳しく読む
 

村人A   通訳で一番困るのは・・・


村人B   通訳すると面白味がなくなるジョークでも・・・


村人C   通訳の橋本美穂さんは外国特派員協会での、ふなっしーの記者会見が始まるまでの間、英語の文末に・・・


 

クラスA
経験年数10年以上、同時、逐次、分野を問わず、専門用語も含めた的確な通訳がこなせる通訳者のクラス名称のこと。
クラスS
医薬など特定の分野での通訳がこなせる通訳者のクラス名称のこと。
クラスG
経験年数3年以上、一般的な商談、随行における的確な逐次、ウィスパリング通訳がこなせる通訳者のクラス名称のこと。
クラスB
経験年数5年以上、同時、逐次問わず的確な通訳がこなせる通訳者のクラス名称のこと。
KISS
Keep it simple and shortの略。同時通訳の時、複雑な構文を使わず、一文一文を短く、単純な文で表現しようという考え方。