翻訳家求む!
ワシ半生記を世界中に広めたい!翻訳家募集!


WANTED!

形態:フリー・会社員
年収120万円
2000万円
(フリーの駆け出し翻訳家)
(フリーの人気翻訳家)

翻訳家とは
主に英語で書かれた文章を主に日本語に訳す言語変換人。
アウトプットは全て日本語なので、英語以上に日本語での流暢な表現力が求められ、。
翻訳は市場別に分けると、英語で書かれた原書を翻訳する「洋書翻訳」、海外の映画やドラマのセリフを翻訳する「映像翻訳」、ビジネス文書(マニュアルや契約書など)を翻訳する「ビジネス翻訳」の3つがある(それぞれ、仕事の流れや、要求される質が異なる)。
最も市場規模が大きいのは「ビジネス翻訳」で、これに比べると、多くの人がイメージする「洋書の翻訳」と「映像のセリフ翻訳」の市場は小さい。
翻訳にあたっては、英語の知識だけではなく、広範な基礎教養、専門知識も求められる(よって、英語が堪能だから、すぐ翻訳の仕事をこなせる、というわけではない)。
翻訳家になる為の資格などはないが、英語であればTOEIC900点以上が一応の目安にはなっている(但しTOEICの点数は必ず必要とされているわけではない)。
翻訳の仕事を受注するには、フリーの翻訳家として翻訳会社に登録し、仕事を紹介してもらうというやり方が一般的。
年収はフリーの場合、安定せず、信用がない駆け出しの頃は120万円前後となることが多いが、実力が認められれば1000万円超えも可能。
ただし、翻訳の単価(1ワードあたりの価格)はクラウドソーシングや機械翻訳の普及で、年々、低下している。
また、洋書の翻訳や、海外のドラマや映画の翻訳の場合、誤訳が多いと、読者からネット上でバッシングを受け、さらに仕事の依頼がなくなる。
ちなみに、翻訳家にとってパソコンは必須アイテム。翻訳、校正、訳文送信、全てパソコンで行う。



クール 憧れ 年齢不問 定年無し 知的

スタート!
翻訳家になるには?
①「翻訳言語」を決める
まずは、どの言語の翻訳家になりたいかを決める。
ちなみに需要のほとんどは、やはり英語。

②翻訳市場・得意分野を定める
翻訳は市場別に分けると「洋書翻訳」、「映像翻訳」、「実務翻訳」の3つがあり、自分はどの市場で仕事をしたいのか決める。
「洋書翻訳」、「映像翻訳」の場合は、英語力は大前提で、広範な基礎教養、日本語による表現力が求められる。
最も需要のある「実務翻訳」とは、具体的には取り扱い説明書、契約書、企業案内、プレスリリース、特許明細書などの翻訳のことであり、ジャンルとしては医療、医薬、化学、金融、IT、技術などに需要がある。
得意とする専門分野を持っていれば、安定的に仕事を得ることができるし、高い翻訳料金を請求することもできる。

③「翻訳に必要な最低限の英語力」を身に付ける。
翻訳に必要な最低限の英語力とは「基礎的な読解力」「専門分野の英文読解力」「単語力」の3つ。
「基礎的な読解力」はThe New York TimesやThe Washington Postの大手新聞サイトを毎日読むことによって養う。
「専門分野の英文読解力」は、その専門分野の海外サイトやニュースサイトに毎日、目を通して養う。
「単語力」はTOEIC向けの単語教材を活用して養えるが、翻訳家の場合、仕事中、随時、仕事道具のパソコンを使って単語の意味を調べることができるので、無闇に覚える必要はない。
文法力については高校で習う程度のものでよい。
尚、翻訳家にとっては不要な「リスニング」と「スピーキング」の勉強はする必要はない(通訳にとっては必要だが、翻訳家にとっては不要)。

④翻訳力を付ける
指導者が現れた!
翻訳に求められる力とは「英語力」「日本語力」「翻訳スキル」「調査能力」「専門知識」の5つ。
このうち、「専門知識」は自ら勉強して身につけるしかないが、他の4つに関しては、通信教育講座を受講するか、翻訳学校に通学することにより、身につけることができる。
A.「通信教育」受講コース
専門的なスキルを身につけようと思ったら、まずは専門学校を思い浮かべる人が多いが、通信教育を活用して翻訳家になった人も少なくない。 通信教育のメリットは、料金が安い、通学の必要がないので、その分の時間を勉強にあてることができる、などがある。
一方デメリットは、勉強仲間ができないこと、直接先生に質問できないこと、などがある。
通信教育を選ぶ際のチェック項目は、添削をしてくれる指導者はプロの翻訳家か?何度でも質問できるか?専門分野の勉強「方法」を学べるか?翻訳の仕事を得る方法も学べるか?など。

B.「専門学校」通学コース
専門学校のメリットとしては、勉強仲間ができる(お互い情報交換、刺激し合える)、直接先生に質問できる、などがある。
デメリットとしては、通学に時間がとられる(しかも翻訳学校は都会にしかない)などがある。 専門学校を選ぶ際のチェック項目は、講師はプロの翻訳家か?自分が受講したい講座(本の翻訳講座?映画の字幕講座?ビジネス翻訳講座?)があるか?翻訳の仕事に結びつく道筋が用意されているか?など。

▼▲つづき
翻訳家になった!
翻訳家の仕事って?
<洋書翻訳の場合>

①仕事の受注 ドキドキ
仕事の依頼が現れた!
洋書翻訳の場合、直接出版社から仕事の依頼が来ることが多い(但し、新人の場合、そのような依頼を受けるには事前に出版社に営業しておく必要がある)。
仕事の依頼が来たら、本のタイトル、翻訳料、締め切りを確認の上、原書を送ってもらう。
原書を読み、その内容、翻訳料、締め切りを考慮し、仕事を受けるかどうか決める。
ちなみに、洋書翻訳の場合、400字につき○円いう単価で翻訳料が提示される。(印税制の場合は印税率。5%~7 %が一般的)。

②「冒頭部分」試訳
原書が現れた!
仕事を受けたら、まずは内容にふさわしい日本語の文体を決める(文学、SF、ビジネス、自己啓発、児童書などのジャンルや、対象年齢により、それぞれ文体を変える)。
その後、数週間かけて冒頭部分を訳してみる(試訳)。
この試訳にかかった時間から一冊を訳し終るまでの時間読みを行う。

③打ち合わせ ドキドキ
編集者が現れた!
試訳を元に「文体に問題はないか?読みやすい訳になっているか?この調子で訳していって問題はないか?」といった点について編集者と話し合う。

▼▲つづき
人生の分かれ道
A.人気翻訳家コース
訳した結果が好評を得、翻訳依頼が殺到し、翻訳料も跳ね上がる。訳した本がベストセラーになり、多くの印税が振り込まれる。アマゾンのレビューで訳がうまい!と書き込まれる。

B.マイペースコース
受けた仕事を淡々とこなす。訳を褒められもせず、苦にもされず、マイペースで翻訳の仕事をつづける。

C.リタイアコース
誤訳、ひどい訳を連発し、本や映画のファンからネットで叩かれる。翻訳会社からの信用を失い、一切、仕事の依頼がなくなり、翻訳家をやめる。





山岡洋一氏
プロとしての誇りを持てて、金を稼げる人間じゃなければ、翻訳なんてやってはいけないと思いますね
原著者が原文に込めた意味を正確に表現できないんですよ。そんなのは翻訳じゃない。英文和訳なんですよ。英文和訳がうまい人ならいくらでもいますよ。名前の通った人にもそういう”英文和訳の人”はいっぱいいる」
「顧客にも言いたいですね、プロが食えるようにしろって。それぐらいの金を出せと言いたいですね。私の顧客は幸い出してくれるから、一般的な話しだけど、一番いけないのは翻訳会社ですよ。あれはいけないわ。安易に料金を下げすぎる。いい翻訳会社というのは、営業もしていないんですよね。口コミの評判だけでお客さんがやってくる。リピートだって多い。優秀な翻訳者だってそうでしょう。表には出てこないし、自分から仕事を取りに行くようなマネは絶対にしない。そんな必要はないんだから。営業マンなんて一人もいませんという翻訳会社だって珍しくないんです。それでどうして経営が成り立つのか不思議に思う人がいるかもしれないけど、何もしなくても向こうから翻訳をやって下さいという電話がかかってくるんですよね。営業マンがたくさんいて、派手に表に出てくるような会社は、事情に疎い顧客を見つけて仕事をとってくるんですね。実力のない翻訳者が仕事をして、どうしようもないのを出してきて…。まあ、私らとは世界が違うから、勝手にやってくださいという感じなんだけど」
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M.K氏
実は離婚をしまして。そのまま書店で働くという選択肢ももちろんあったのですが、これからのことをもう一度きちんと考えなければと思ったんですね。そのときに、自分自身興味があって、それを勉強しながら仕事にできる――そういうものが自分には英語しかなかったんです。」
「まずは派遣で翻訳を経験してみるのがいいと思います。経験してしまえばトライアルも受けられますので。トライアルを受けるタイミングもあまり気にしなくて良いと思います。不合格が多いのであればまずは経験を積んでいけばいいですし、学校などに通うより仕事してしまったほうが個人的にはいいと思います
もし既に興味のある分野があるなら、まずはその分野の会社に入ってしまって、その会社内で「翻訳ありませんか?」と自分を売り込んでもいいと思います。まずは行動あるのみ!ですね」
▶︎詳しく読む


村人A   字幕の女王、戸田奈津子さんはネット上では・・・


村人B   翻訳市場全体の中で・・・洋書の翻訳や、洋画の翻訳が占める割合は


村人C   「ハリー・ポッターと賢者の石」を翻訳し松岡佑子さんは・・・


 

アサイン
翻訳コーディネーターが仕事を翻訳者、リライター、チェッカーに割り振ること。
一般翻訳
専門用語や専門知識を特に必要としない翻訳のこと。
インハウス
フリーではなく、企業に雇われ、会社の中で翻訳の仕事をしている人のこと。
上書き
翻訳した文章で原文を書き換え(上書き)して納品する形式のこと。
NDA
Non-disclosure agreementの略。機密保持契約書のこと。翻訳前に締結する。